人気ブログランキング | 話題のタグを見る

道徳の時間 ー放言仙人ー



No.00058 辞めた後が肝腎だ

 白須敏朗 農林水産事務次官に続いて、太田誠一 農林水産大臣も事実上のクビとなった(形式上は辞任)。

 ここで終わっていけない。この後が肝腎である。

 大臣の方は政治家であるから、その足跡は比較的追い易い。しかし事務次官は辞めた瞬間から民間人であるから、その足跡がどうも見えにくくなる。

 クビになった官僚や公務員が、その後かえって良い職に付き、良い給料・退職金を得ているのを、もう私たちはいやというほど見続けている。辞めてなお、平均的な国民よりはるかに良い暮らしをしているなど、全く責任を取った事になっていないではないか。責任を取るという事は、ただ公務員である事を辞めることだけではないぞ、バカ役人。

 No.00045でも書いたが、国民に被害を与えた政治家・役人は、自腹を切ってその賠償をしろ。財産全部とは言わない。命を長らえるだけのお金は置いておけば良いが、それ以外は全て国民に還元しろ。

 国民の血税から給料をもらっていながら、国民を害するようなことをした役人は、本来なら財産全部没収かつ刑務所行きだろう。そこまでは言わないから、本当に反省しているのなら、残りの人生、細々と生きろ。天下りで渡り歩いて、年収数千万円+退職金数億円など、恥知らずも良いところである。私がケンペーくんなら、奴らは即刻、八つ裂きの刑である。

 とにかく「辞任」でけりをつけてはいけない。彼らがどのように今後の反省の生活を送るか、きちんと見届けなければならない。

 さらに、責任は上記2人だけにあるのではない。汚染米が販売されてきた期間の全ての農水大臣と事務次官には、全員責任を取らせるべきだ。さらに、現場で携わってきた、事実上の責任者である官僚どもも、全員名前を曝して、糾弾すべきである


【今日の人非人:政治家、官僚、公務員】


「道徳の時間」トップ
by hogensennin | 2008-09-19 13:49 | 政治
<< No.00059 自業自得、因果応報 No.00057 汚染米? 食... >>


山に籠りて幾千年/霞を喰らひて瞑目すれど/下界の喧噪耳に障る/咄、刮目下山成敗ぢや

by hogensennin